2006年5月

ドイター

2006年5月31日

 会社の創立記念日の式典を終えて、一杯機嫌で夕方新宿のビクトリアに出かけた。
 そこで見つけたのが、Deuterと言うブランドのリュックである。このブログを書きながら、インターネットで調べると、この会社は1898年にハンス・ドイターによって創立され、ババリアの郵便配達用のバッグを作ったとか。それから、テントとか、バックパックとかを製造し始めたようである。
 購入したリュックは背中にあたる部分がメッシュになっていて、リュック本体から浮いているという特徴がある。それから、雨用のカバーが付属しており、一番下に収納されている。
 面白そうなので、衝動買いした。色は緑色でリュックにはあまりない色である。
 前回の伊豆ヶ岳行き(ブログ「リベンジ」参照)に持参したが、雨模様で湿度が高かったにもかかわらず、背中は快適だった。
 収納場所もあちこちにあって、使い心地はよさそうである。
 隣のビクトリアゴルフには立ち寄らず。ゴルフ屋さんをはしごしていた自分としては、ずい分変わったものだ。

リベンジ

2006年5月27日

 本年1月5日に「山は怖い!」というブログを上梓した(上梓というほどたいそうなものではないが)。この時は正丸駅から伊豆ヶ岳を経由して吾野駅までの行程であった。この時はヘロヘロになったので、リベンジしたいと思っていた。
 ただし、本日はこの時と逆コースで、吾野駅→子ノ権現→天目指峠→高畑山→古御岳→伊豆ヶ岳→五輪山→正丸駅を歩いた。
 昨日、会社のパソコン、プリンタを使って西武鉄道の秩父方面の時刻表を印刷して持ち帰った(これは、本当は問題になりうる行為である)。
 家を出る時、時刻表を見ると、ひばりヶ丘駅発7時54分がよさそうであった。これに乗って、吾野駅でトイレに行ったりして、8時50分出発進行。
 子ノ権現10時20分着。前回、お賽銭をあげなかったら、膝に来たので今回はお賽銭をあげる。名物の大きなわらじも見学した。しかし、二本杉には気がつかず。ただし、賽銭箱に入れる前には、ここが天台宗ということで、延暦寺の山口組法要とかを思い出し逡巡したが、茅葺屋根の維持費ということで投入。
 10時30分に子ノ権現を後にして、天目指峠には11時10分頃到着。次の目的地である高畑山には、11時50分頃到着する。ここで、ラーメンとコンビーフの昼食となる。食べ終えて、出発したのが12時25分頃であったと思う。それから、古御岳を経由して、伊豆ヶ岳山頂を下山したのが1時25分頃と記憶している。
 その後、五輪山から快調に正丸駅に向けて、下山を開始したが「これより私有地通行禁止」の表示に出くわす。それでも、ロープを越して少し先まで進んだが、あきらめてもと来た道を引き返す。
 五輪山で、ちょうど伊豆ヶ岳から降りてきた女性と出くわしたので、降りる道を質問して、その後ずっと案内してもらう。北向きに正丸峠への尾根道だと思っていた下山路が東にぶれた別の道を行っていたのだ。ついて歩いて降りていったが、正丸駅手前の茶店で、その方に向けておばさんが話し出すし、こっちも缶ビールを飲んだりして、電車が一本遅れる。
 1月4日に正丸駅から伊豆ヶ岳に登った時も、地図にないところから行ったし、伊豆ヶ岳方面はちょっと注意だね。
 あれやこれやで泥々になって6時前に帰宅。雨模様で、出くわした人は、案内してもらった人を含めて8人であった。
 でも、本日はかなり調子よく歩けた。気温のせいなのか、何なのかよくわからない。帰宅後、ビール500ml×2、麦焼酎を200ml(ロックで)。幸せ。

ベストテン

2006年5月24日

 昨夜ケーブルテレビのあるチャンネルを見ていたら、歴代戦闘機のベスト10という番組をやっていた。おもわず、11時近くまで見てしまう。
 それでは、ベスト10の発表。
第10位:F117ナイトホーク:ステルス戦闘機というものの空中戦能力がないらしい。だから、戦闘機というのは変だけど、米軍の分類は戦闘機になっているそうだ。ここで、ナイトホークという鷹の種類があるわけではない。そういえば、シーホークスにだまされたな。
第9位:フォッカーDR1。第一次世界大戦の3葉機である。理由は聞き漏らしたが、操縦が難しいことだろうか。
第8位:ゼロ戦。装甲無しが理由とか。
第7位:ハリヤー。垂直離着陸機である。操縦が難しいとか言っていた。
第6位:F86セイバー。朝鮮戦争当時の戦闘機だと思う。
第5位:メッサーシュミットMe-109。ご存知、ナチスドイツの戦闘機。離着陸が苦手で、製造された戦闘機の3分の1が離着陸時に失われたとか。
第4位:F18ホーネット。操縦時間よりもコンピュータ操作の時間の方が長いとか言っていたが、本当だろうか。
第3位:ミグ21。航続距離が短いのは、亡命防止のためとか言っていた。そう言えば、函館に飛んできたと思ったが、あれはミグ25らしい。
第2位:スピットファイア。第二次世界大戦時のイギリスの飛行機。航続距離が600kmと、ゼロ戦の5分の1である。ドイツまで飛んでいけないのが欠点とか。
第1位:P51ムスタング。第二次世界大戦時のアメリカの飛行機。速度でゼロ戦を圧倒的に上回る。エンジンの違いか。
 スピットファイアが第2位なのはちと合点がいかんが、以上のような順位だそうだ。

アゲンストパー

2006年5月24日

 ホームコースで行われた日曜日の月例杯(B組)はアゲンストパー方式で行われた。アゲンストパー方式とは、小生のオフィシャルハンディキャップが16なので、ホールのハンディキャップが16までのホールでは、パー(若しくはバーディ)で+1、ボギーで0、ダブルボギー(若しくはそれより悪いスコア)で-1となり、ハンディキャップが17及び18のホールでは、バーディで+1、パーで0、ボギーで-1となる方式である。
 したがって、バーディでもパーでも+1となることがあり、一つ以上の貯金はできない。午前中は出たり入ったりで、なんとか-2にとどめたが、午後は出る一方で、トータル-7で終了した。最終的な順位は確認せずに帰宅したが、パーが二つでは勝負にならない。日曜日の話を今頃書くこと自体が、成績を物語っている。
 この日に歓心があった個人なり、チームの成績は、
小生のゴルフ ×
宮里 聖志のゴルフ ×
大場 美智恵のゴルフ ×
白鵬 ○
阪神タイガース ○
でありました。
 ゴルフは3連敗であった。次回頑張りましょう。

さすがに冬も終わり

2006年5月20日

 明日は本年10回目のゴルフの予定である。フェアウェイの芝生もようやく緑になり、冬枯れの芝生ともおさらばである。こうなると、体も動くし、球は(一般に)浮いているはで、小生のゴルフもスコアになってくる。
 この2戦天候には恵まれず雨模様の中でカッパを着てののラウンドとなったが、スコアのほうは87、83とそこそこのスコアを出している。また、4月に1回、5月に1回優勝と調子をあげている。乞うご期待といったところか。
 さて、車が新しくなったこともあって(ブログ「新車」)、明日も車でホームコースに出かける予定である。そのため、車中で聞くために図書館から借り出してきたCDをMP3に変換した。
 これから、CD-Rにコピーしようと思っている。ちなみに、借り出してきた曲は、
(順不同)
・From Q with love(vol.1 and vol.2), Quincy Jones
・Montovani, Serenade
・Westside story
・Ray Charles, Strong Love Affair
で、統一性がないところはいかにも自分らしい。
 天気予報どおり、激しい雨になった。

武甲山

2006年5月7日

 これが通算第50号のブログとなる。昨日のことを書くのだから、さっさと書けばよいのに、問題先送りタイプなので、一日伸ばしとなった。
 さて、夕イトルどおり武甲山に登った。ゴルフに出かける時と同じ位早起きをして出かけた。本日は所沢から秩父までは特急レツドアローを利用する。秩父駅で秩父鉄道に乗りかえる人がかなりいて、御花畑駅では自販機の回りや改札口は人であふれる程。
 ところが、電車はさほど混んでいなくて、席を確保して2つ目の浦山口駅を目指す。車中では、「そんなに大声でしゃべったら山に登る体力をなくすのでは」と思う程ほえているおばさん達も多数いる。
 浦山口駅で下車したのは数人。8時40分位に出発した。それからひたすら登り続けた訳だが、地形図にあるジグザグを越えて少し行ったところでへばる。ハンガーノックだ。早いけれど昼飯にする。お湯を沸して焼ソバを作った。
 山でピンチになったら」という本を以前紹介したけれど、「カップ麺の容器が壊れたら」という文章はなかった。焼ソバの容器が割れていないかずっと心配だった。しかし何とか無事であった。
 焼ソバもカップ麺でもそうだが、お湯がどれだけ必要か書いてあるといいのだが。約500ml沸したけれど全部入ってしまう。まだ少ない位だった。
 腹ごしらえをして11時10分位に出発。ここから山頂までは約1時間。山頂の展望台は7~8人の団体様に占拠されている。他人に気をつかうということは全くない方々だ。もやっていて眺めもよくなかったので、すぐに退散して、l2時15分に横瀬駅方面に下山を開始する。52丁目に石碑を確認。上りでもぬかれまくったが、下りでも女子供にぬかれる体たらく。
 そこから先は相当長い。ガイド本に書いてあるとおり、道路の両側に出荷基地があり、石灰岩を積んだダンプとか消石灰と表示されたタンク車が行きかう。しかし、大半の部分には歩道があるので、途中の山道の乗用車のほうがよほど邪魔。
 西武線の電車が見えた頃に後ろをふりかえったが、北面を削られた武甲山が見えた。この姿を嘆く声が武甲山に登った人のホ一ムページには多いが、私の印象はこうである。「日本で自給できる資源は石灰岩位である。よってやむを得ない」。
 秩父石灰工業のホームページかによると、中央部の石灰岩がなくなるまで、掘られると言うことだ。穴を掘るところまでいくのだろう。それまでは、俺は生きていないと思うけど。
 l4時50分位に横瀬駅着。芝桜とか何とかをPRするものだから、駅は人また人。電車も混んでいて、飯能駅まで45分立ち詰め。下らないPRをしおってと頭に来たので、リュックの中のゴミを全部捨ててゆく。
 本来なら体重をもう少ししぼって(75kg以下)挑戦する予定だったが、79kgになんなんとする体重は、やはり少々重すぎた。膝には来なかったが、下りで足の爪にきた。本日は、朝からばてばてで、デジカメと一脚を担ぎ上げたが、写真を写す余裕もなし。
 というわけで、武甲山も伊豆ケ岳同様リベンジの対象となった一日。

川村記念美術館

2006年5月5日

 奥さんが連休中、千葉の佐倉の美術館でシャガールの版画を展示しているという。シャガールならいってもいいなと思い、連休初日の5月3日に出かけてきた。朝のニュースでは、東名とか関越の渋滞情報を流していたが、千葉方面はそんなでもないだろうとたかをくくって出かけた。
 しかしながら、そんな甘い話はあるべくもなく、首都高環状線から渋滞にはまる。湾岸も同様に渋滞。ようやく流れ始めたのは、千葉市に入ってからで、約3時間かかって到着した。
 佐倉市の美術館というと、佐倉市立美術館なるものもあり、てっきりこちらのほうと思っていた。しかし、ホームページでみると展示品目が「ベルギー近代の美」とかで違う。シャガールはベルギー出身ではないはず。
 それで、検索しなおしてみると、佐倉市に川村記念美術館なるものがあり、日本でも有数のシャガール・コレクションを所蔵する高知県立美術館の《ラ・フォンテーヌの寓話》全100点を、前期・後期に分けて展示するそうである。ちなみに前期は3/21~5/7、後期は5/9~6/11 となっているそうだ。
 展示作品を見ているうちにエッチングとリトグラフの違いがわからなくなった。インターネットで調べてみると、エッチングとは「銅版の表面に作った凹部(溝)に油性インクを詰めて刷る『凹版画』の一種」とあった。一方、リトグラフは「リトグラフとは、石版または亜鉛版・アルミ版など金属平版を使った版画のことで、版材の上に原画を転写し、水と油との反発作用を利用する製版法の原理で刷り上がるもの」だそうだ。ふーむ。
 技法が違うということにしましょう。
 展示されている版画はエッチングにより作成されており、線画のような印象を受ける。そして、なんとなく暗い。ちなみに、人間の本質はかわらないという寓話の挿絵をつけてみる。これは、あまり暗くなく版画という感じがする。
 帰りは、コンビニに寄るためカーナビに逆らったが、東関東、京葉、首都高7号線、同5号線、外環と順調に流れて1時間そこそこで帰宅する。

新車

2006年5月3日

 新車を購入した。
 自分自身が購入した新車は、最初が三菱ミラージュ(最初の車検[当時2年]直前に事故で廃車)、続いて三菱シグマ(ギャランΣと双子車のエテルナΣという車)。ここまでは、マニュアル車だったが、次からはオートマ車となる。3台目はトヨタのマークⅡ、続いて同じくトヨタのクレスタ(これが一番長く乗っていて、7月で11年)である。
 この度購入した新車は5台目(5代目?)となるトヨタのシエンタという車である。前車に続いて、モデルチェンジ前のリミティッドである。いい選択なのかどうかわからないが、欲しい時に欲しいものを買える幸せか。
 三菱、三菱、トヨタ、トヨタと続いたので、今度は日産かホンダに乗りたいという気もあった。実際、最初にインターネット経由で取り寄せたカタログは、日産のキューブである。キューブのうちでも関心があったのは、キューブ・キュービックという3列車である。これは、今年の秋には孫ができるということから、3列車がいいのではという神(「かみさん」は「神」さんのことですよ)の声があったから。
 ここで、3列車と書いたけれど、それは適当な言葉を知らないからである。ツーシーターというと、座席が二つの車のことであるはず。だから、3列車をスリーシーターと書くと、座席が3つの車になるのではと考えたので、はっきりさせるために3列車と書いた。
 ところで、我が家には車庫がない。スペースはあるが、現在は庭になっている。庭を車庫にした時、車を入れるためには、車長が4m程度である必要がある。現在乗っているクレスタ・スーパールセント・リミティッドは車長が4.7mあるので入らない(家を建て替える前は、入れられるスペースがあった)。
 だから、車長がカタログ上、3.9mで3列車というキューブ・キュービックに興味を持って、これを候補にして試乗もしたわけである。しかしながら、3.9m3列をつくるというアイデアは買うが、いかんせんシート間(日本語はいい加減なので、こう書くと前後のシートの間隔か、左右のシートの間隔かよくわからないが、ここでは前後の間隔のこと)が狭い。後から試乗したトヨタのシエンタは、車作りがうまいといわれるトヨタの特徴が出ていて、狭いながらもなんとか耐えられそうな3列であった。一方、ホンダにもモビリオという似た感じの車があったが、カタログ上、シエンタよりも10万円近く高くて、さらに昔アコードを試乗した時、ホンダは全然値引きしないという印象があって、相当高いものになると感じたこと、近所のホンダ・クリオという販売店が建て替えをしたその日か次に日に行ったとき、入り口に社員がずらーっと並んで、入りづらかったこともあり、試乗もしなかった。というわけで、シエンタになってしまった。諸費用込みで1,940,000円であった。もっと、交渉がうまい人ならもっと下がったかも。
 4月29日に納車であったが、約束の時間に営業マンが来ない。そのうち、電話がかかってきた。「何だよ」という思いで、電話に出ると、「いつ来られますか」という。こっちはてっきり持ってくるものだと思っていた。見積書をよく見てみると、確かに納車手数料という項目はない。それで、とことこ歩いてディーラーに出かけた。ディーラーでは任意保険の切り替えのため、代理店に電話したが、休みのため大元の東京海上に電話を入れた。
 オプションで、カーナビとETCをつけた。昨日、今日とどちらも使用したが、便利なものである。
 シエンタに乗り始めて、まだ5日目であるが、これまでに気づいたことを列記する。
・ハンドルがクレスタに比べると軽くて頼りない
・ガソリンタンクへの入り口が狭いので、セルフのガソリンスタンドで給油するとき、満タンと勘違いして給油が再三止まってしまう
・前に何もない。小生は座高が高いので、右のヘッドライトの上あたりは少し視界に入る
・後輪のタイヤハウスが大きくて車体が丸見え。FFで後輪は、ただ回るだけなのだから、あんなに大きくすることもなかろう
・クラクションがハンドルの中央部にあるが、たたくとベコッという感じである。また、エアバッグもこの部分なので、膨らまないか心配(中央の丸い部分のはずれが正解のようだ)
・リモートキーでロックすると、本当にしまっているのか心配
 とりあえず、思い出したところだけ書いてみた。
 現在、55歳だけれどあと2台ぐらいは新車に乗りたいね。