2006年4~3月
フェアに
2006年4月30日
今朝早起きをしてLPGAのリーダーボードをチェックしてみたところ、藍ちゃんは第3ラウンドを終了したところで、キムミヒョンに続いて2位に浮上していた。最終ラウンドが楽しみである。2位につけたということで、さぞかし明日の朝刊では大きな記事になるものと思われる。
ところで、記事というと先週のフジサンケイレディスでは、大山志保が飯島茜をプレーオフで破って優勝したが、この記事が読売新聞ではずい分と小さかった。藍ちゃん6位の方が圧倒的に大きな記事になっていた。
フジとかサンケイとかがついているのは読売としては気に入らないだろうが、大山が18番で長いバーディパットを沈めて飯島に追いついたり、プレーオフの1ホール目で飯島が深いガードバンカー(かの有名なアリソンバンカー)に入れて万事休すかと思われたが、1m少しに寄せてパーセーブ可能かと思わせたバンカーショットなど見所は多かったのにである。
スポーツではフェアという精神が大切である。それを報道する際もフェアにやってほしいと思うが、いつまでも尾崎、尾崎と書いている人たちのことだから改善はされんか。
どんぴしゃ
2006年4月11日
本日担いだリュックを朝計ってみると、7.6kgあった。そのあと、タオルとか何とか入れたので、8kg近くになっていたと思う。つまり、自分の体重を含めると90kgになんなんとする物体が移動したわけだ。
これだけの重量ではあったが、本日の忘れ物は、高度計、昼食、ウィンドブレーカーの3点である。昼食は、どこかのコンビニでおにぎりを買おうと思っていたが、すっかり忘れて、山に登ってしまったというわけである。高度計、ウィンドブレーカーは、リュックに入れなければと思ってはいたのだが、忘れてしまった。
といったわけで本日は7時25分に家を出発した。
朝霞駅についた時、丁度下りの電車が出るところで、同駅発は7時58分となる。
川越行きに乗車して、川越で急行に乗換えたが、次の川越市で特急に乗り換えた方が坂戸に速く着くとかで、再度乗り換える。
越生線は初めて乗車する。坂戸、一本松、西大塚、川角、武州長瀬、東毛呂、武州唐沢、越生の順番である。このうち、武州長瀬は西武のウォーキング(高麗駅から高麗神社を通るコースだったと記憶)で駅名を見たことがある。ちなみに、地図で見ると3月18日に越生駅のすぐ近くのゴルフ場(日本カントリークラブ)でプレーしているが、駅の辺りは不通過であった。
どこかの私立高校の入学式か、親子連れが途中駅までかなりの人数が乗っていた。そうこうしているうちに9時頃越生駅に着く。トイレに行って、9時5分頃駅前を出発。
県道を少し歩いて、登り始める。山の中腹に桜が咲いて、いい景色だったのだが、民家が邪魔で写真は取らず。
順調に歩いて、大高取山には9時53分に到着する。
途中の「西山高取」は「西高取山」の間違いかと思っていたが、「西山高取」が正解らしい。
大高取山からは、南の桂木観音を目指す。桂木観音は、山の中腹にあって、桜とかの花が咲いている綺麗なお寺であった。10時15分頃、通過。
桂木観音から先の道がわからず、車道を遠回りしてしまう。車道歩きばかりではあったが、黒山三叉路を越えて、渋沢平九郎(かの有名な渋沢栄一の一族)の自刃の地を探しに行く。自刃の地を示す碑はバスの転回場のすぐ先に見つかった。路傍にひっそりと立っている。インターネットで、「渋沢平九郎」と検索すれば、彼の写真を見つけることができる。20歳そこそこなのにいい顔をしている。260年の泰平の世をおくったにもかかわらず、若き武士(もののふ)達があふれていた時代があった。現在の日本は、60年の平和ボケの中にある。彼のような熱い人間がまた出てくることはあるのだろうかと思う。個人的には乱世の出現を希望している。
碑の写真を写した後、また黒山三叉路に戻る。ここで、一級河川越辺川(おっぺがわ)起点なる石碑を見つける。
先に書いたとおり、昼食を忘れたので、黒山三滝の手前の食堂で、味噌ラーメンで昼食(11時30分~11時50分)。疲れていたのか、スープもほとんど飲み干す。
昼食後、黒山三滝の一つ天狗滝へ。写真を写したが、滝は岩壁の奥のほうで、写真を写したものの岩しか写っていなかった。
そこから戻って、男滝、女滝に行くつもりが、道を間違えて、傘杉峠への登り道を登ってしまう。まあ、いいかとそのまま進む。男滝だか女滝だかわからないが、小高いところから滝の手前の太鼓橋と滝が見えた。
傘杉峠への登り道では、幾度立ち止まったであろうか。今日は坂を登る馬力が全く出なかった。飲みすぎか、寝不足か。
傘杉峠には12時45分にようやく到着。10分休憩して顔振峠めざして出発。途中から、道は車道となる。今日は車道歩きが多い。車が少なければ、まだいいが、このあたりは通行量がかなり多くて、快適でない。
顔振峠まで来たので、展望台に上ることにする。13時25分、あえぎあえぎ顔振峠展望台到着。越生方面の展望は良好で上ってきた大高取山も見える。ここで、コンロを組み立てる。コンロは池袋の好日山荘で購入したものである。注目すべきは鍋の蓋(!)である。これは、100円ショップで購入した蓋付きの容器の蓋だけを利用したものである。寸法を測って購入したが、「どんぴしゃ」であった。約30分間で、お湯を2回沸かして、ココアとカップラーメンを作る。苦労して担ぎ上げただけにうまい。
14時に出発して下山開始する。下山は快調で、15時に吾野駅に到着する。駅前の売店で、缶ビールを購入すると、ちょうど15時5分発の電車が到着して帰路に。
本日は余り思うように足が動かなかったけれど、コンロと鍋がつかえることがわかってまあよかった。
超健脚コース
2006年3月31日
会社の机の引き出しが一杯になって開け閉めが難しくなってきたので、少し整理をした。そうしたら、東武鉄道が発行している山歩きのパンフレット(外秩父ハイキング)が出てきた。
その中で、興味を引いたのが、「武蔵おごせハイキングコース」のうち、Level5(体力に自身のある方、超健脚コース)とうたわれたチャレンジコースである。このコースは、越生駅から歩き始めて、大高取山、黒山、顔振峠、諏訪神社、一本杉峠を回って、越生駅に戻ってくるコースで、地図に記載された参考タイムを足し算すると、実に515分になる。つまり、8時間35分という長いコースだということになる。確かに超健脚コースに違いない。
現在、このコースを歩き切る自信はないけれど、魅力的なのは黒山を通ることである。飯能駅から、能仁寺や天覧山を通ると、渋沢平九郎の名前が説明板に見られる。渋沢平九郎は渋沢栄一の一族であるが、黒山バス停の近くに碑があるらしい。そこに立ち寄りたくて、越生駅からバスの便は調べてあった。川越観光自動車という聞いたことのないバス便で、駅すぱーとにも出てこない。本数も少なくて、8時台2本、9時台1本(日曜日)である。
バスを利用しようとすると、バスの時間めがけて乗る電車も決まってくる。黒山には行きたいが、それがわずらわし、梅見でバスが混むのもいやだなと思っていた。
しかし、ここで紹介されているコースをたどり(黒山で平九郎の碑の方に寄り道)、黒山三滝を経て、顔振峠か関八州見晴台から西武線の方におりれば、もう少しコースタイムは短くなって、歩けないコースではないと思える。
よし、次回の山歩きのコースはこれで決まりだ。
マウスピース
2006年3月26日
昼食後爪楊枝で歯をほじっていたらインレーがとれた。すぐに近所の歯医者に電話を入れて翌日の朝を予約した。当日出かけてみると普段の先生とは違う先生がすぐに固定してくれた。そんなにあっさり接着して大丈夫なのかと思うほど。
治療が終了してから、先生曰く。「歯のちびかたから見て、あなたは歯ぎしりをすると見受けられる。その立派な顎やほほの筋肉から(でふっているのですが)、さぞ噛む力も強いと想像される。そのため、インレーが取れやすいのである。また、始終歯をゆすっていると、歯が抜けやすくなる。歳をとると、誰でも歯槽膿漏になるが、その時に歯をゆすっていると、なおのこと抜けやすくなる。そして、一本抜けるとバランスが崩れて、次々に抜ける恐れがある。その対策としては、マウスピースを着けて寝て、歯を守る方法がある。保険が利くので、興味があれば試してみたら如何」ということであった。
マウスピースというと、ボクシング、アメリカンフットボール等の殴り合い、ぶつかり系のスポーツ(相撲は使いませんが)を思い浮かべるが、色々なマウスピースがあるものだ。
そういうことなら試してみるかと、先週型を取り、透明なマウスピースが出来上がってきた。歯医者では、着脱の方法を説明してもらった。前歯をまずあわせて、右、左の順番にはめてゆく。かなりきつめにバチッとはまるので外す時は、結構難しい。少しずつずらしてゆくようだ。
それから、注意事項としては、乾燥させると割れやすくなるので、持ち運ぶ場合は濡れたティッシュに包んで運ぶように、使わない時は水につけておくようにとのことであった。使ったあとは、歯ブラシでさっと洗っておくそうだ。
この日の夜は宴会があって、芋焼酎などをたっぷり飲んで帰宅した。寝る前にマウスピースをつけて寝たが、噛み砕いているとか、飲み込んでいるとか、外れてお尻の下敷きになっていることもなく朝まで無事に歯についていた。朝取り外すときに少し苦労したが特に問題なし。
昨夜もつけて寝たが、歯ぎしりはしていなかったと奥様。ゴルフに行った日は歯ぎしりをするそうだが、マウスピースの効果か。スコアの方は、歯ぎしりしてもおかしくないスコアだったが。
費用面でいうとこれまでに、歯医者にはインレーを接着した日を含めて、6,060円也を支払っている。歯ブラシで洗うだけだと、においが心配なので、部分入れ歯用の洗浄剤を買ってきた。
また、何かあったらブログに反映することにする。
正丸峠から丸山へ
2006年3月22日
朝もう少し早く家を出ていれば普段より二本前の電車で正丸駅に着けたのだが、ちと出遅れる。
バスの窓から見ていると、桜のつぼみが急に膨らんだように思う。先端がピンク色を帯びたつぼみも見つける。先日の読売新聞に桜の開花時期について、気象庁の予報と民間予報会社の予報とに違いがあって、民間会社の方が遅目の予報を出しているとの記事があった。今日見た様子だと、俺は気象庁に軍配をあげる(帰宅後のニュースで靖国神社のとある桜が開花=東京の桜が開花したといっていた。やはり気象庁の勝利)。
話を戻すと、駅で時間があったので、一駅上流まで行ってみる。地図などを眺めながらベンチで待つ。
そうすると不思議なことが起きた。電光表示板から目的の快速急行が消えてしまう。ホームにはざわざわという声がひろがる。結局電車は来たのだが、「車両に点検を要する個所があるので、飯能駅で車両を交換する」という放送があった。「故障で動けません」とは違うはじめての経験だ。
姿をあらわした電車に乗り込むと、一月頃と比較して暖かくなってきたせいか、随分混んでいる。何とか座席を確保して飯能駅に向う。飯能駅では放送通り車両が変更となる、飯能から乗車する人達にとっては、席が自由に確保できて今日はラッキーな日だった。
飯能からも席を確保して正丸駅に向う。向いに座ったおじさんは、西吾野駅→高山不動→関八州見晴台と行ってから、下山してきて西武線を越え、子の権現に登り返して吾野駅に降りるというすごい計画を話してくれた。帰宅してからルートを調べてみよう。
そうこうしているうちに電車は正丸駅に到着する。卜イレを済まして、高度計を正丸駅の標高の300mにあわせて、9時30分出発。正丸駅から馬頭観音までの登り道は伊豆ヶ岳に登った1月4日以来である。約20分で到着し、右の道をとって正丸峠にむかう。
正丸峠の手前の階段と、峠を過ぎてからの階段、正丸山への登りの階段いずれもきつかった。正丸峠では4人組の後を追って伊豆ケ岳に行きそうになったが、戻って軌道修正する。あえぎあえぎ正丸山、川越山を通過する。川越山では高度計は500mの誤差を示す。これまでの経験則をいうと、晴れた日中は標高が高めに計測されるようだ。今日もそうなっている。
11時0分に旧正丸峠を通過する。なかなかいい雰囲気の峠である。旧正丸峠からは、虚空蔵峠をめざしてひたすら歩く。
11時40分にようやく虚空蔵峠に到着して、車道脇の東屋で休憩する。虚空蔵峠では高度計は780mを指すが、おそらく高めに表示されているのだろう。次は、刈場坂への分岐が目標地点である。今日のルートは何箇所か岩場があって楽しい。
刈場坂峠への分岐を過ぎて、12時10分におにぎりと鯖の蒲焼の缶詰で、昼食開始。燃料を入れて12時25分に出発する。
12時55分に力バ岳を通過。その後、車道に下りるが次の山道がわかりづらかった。少し車道を行けばよかったのだろうが、廃屋の跡を歩いて、道を発見する。
13時10分にようやく大野峠到着。丸山登山口との標識の脇の東屋で休憩。今日は、よく休憩したし、坂の途中でよく止まった。ここで、丸山から下りてきたお嬢さんから、道がぬかっているとの情報が得られる。
広い道を歩いて、朝から見えていた無線中継所の脇を通過して13時40分に丸山山頂に到着する。展望台から、武甲山、両神山などの写真を写そうとしたが、もやって不発に終わる。せっかく、一脚を持参したがリュックの肥やしに終わる。ちなみに高度計は1,040mを示し80mの誤差であった。
13時55分に丸山山頂から下山開始。情報どおり丸山の手前でもかなりぬかっていたが、下山路の方はもっとぬかっていて大変だった。何とか尻もちをつかずに歩ききる。
今日の山道は、きつい階段登りもあるが、明るく開けたところを歩く時間が長く、岩登りもあったりして楽しい。
15時15分に芦ケ久保駅に到着。タイミングよく、15時17分発の電車に乗り込む。向かいには、大野峠で出会ったお嬢さんが座るが、気づいていないのかね。
電車、バスの連絡よく5時過ぎに帰宅して、入浴、ビールで一日が終わる。これを書いている時の筋肉痛は、2月26日大高山、天覚山を歩いた翌日よりはずっと軽めである。
本日の経費はバス代往復420円、電車賃往復1,090円、缶詰104円、飲料120円の合計1,734円でありました(コメ代、電気代、奥さんの労務費を含まず)。まあ、ゴルフよりはかなり安く済みました。
よい子のお遣いとガラクタ市
2006年3月19日
外はすごい風である。これではゴルフの練習場には行けないし、庭でアプローチの練習をする気にもならない。練習場に行ったとしても、風対策でネットを低く下げているので、思うような球が打てない(えらそうに書いているけれど、打った球がすぐ上のネットに当たって遠くまで飛んでいかないから面白くないということ)。
今日都心に出かけて駅から歩いて帰るときも、すごい風で口の中がザラザラになった。特に区民農園だか、市民農園だか、体験農園だか名称不明の税金逃れの農地の側ががひどい。表土が飛ばされて、前も見えないぐらいであった。品がないけれど、つばを吐きながら歩いた。
そもそも今日はなんで出かけたかというと、「鉄ちゃん」の真似事をするためである。実は昨日のJR東日本のダイヤ改正で新宿駅から日光、鬼怒川行きの特急ができた。
7時12分新宿発の日光1号、10時35分新宿発のスペーシア3号、13時5分新宿発のきぬがわ5号、17時35分新宿発のスペーシアきぬがわ7号の4本である(なんとか1号、3号、5号、7号となっていないのが面白い)。話は変わるがこの改正で寝台特急「出雲」が消えた。寝台車でとことこ旅する人も少なくなったのか。
上記の4本の列車のうち、スペーシア3号の写真を写そうと思い家を出た。池袋駅発は3番線から10時41分発というのは事前に調べてあった。西武線の連絡がよくなくて、結局練馬駅乗り換えで各駅に停車しながらの移動となる。JRの池袋駅に着いて、3番線では写しづらいだろうと、1、2番線のホームにあがる。そこへ埼京線の新宿行きがまもなく到着するとのアナウンスがある。埼京線の新宿行きは、10時28分発である。電車が入線して、早く発車しろと思っているのに、メロディーが鳴り響き(音感が悪いので文字表現できない)、女性の声のアナウンス(録音)、続いて男性の声で放送が続く。そんなことより早く出せよ。普段の朝だと、これに加えて、やれ「駆け込み乗車はするな」とか何とかかんとかが放送される。
うるさくて仕方がない。昔の市電のように「チンチン」と鳴らして発車できぬものか。ちなみに池袋駅の朝の埼京線では、放送が始まってから階段を駆け上り始めても十分間に合います。
新宿駅まで行こうとしたのは、西武池袋線の電車の中で、新宿駅で発車前を写して、その後池袋駅に移動して池袋駅で停車している姿を写そうと思ったのが下地にある。しかし、池袋駅到着が遅くなったので、発車駅の新宿駅で写そうと移動したわけである。
さて、新宿駅に着いたが、スペーシア3号が何番線から発車するのかわからない。うろうろしているうちに、3番線から発車することがわかる。3番線に移動している最中に、「3番線、ドアが閉まります」という放送が流れる。ホームに駆け上がると、ちょうどスペーシア3号が発車するところであった。ホームにはカメラを抱えた坊やが2~3人だけで、年寄りの鉄ちゃんは思ったよりも少ない。本職は昨日出動したのか。
ホームがわからないと書いたが、池袋で3番線ということは、埼京線・新宿湘南ラインを通ってくるのだから、新宿駅でも3番線か4番線とすぐに頭に浮かばないのは、正真正銘の「鉄ちゃん」ではない証拠。小学校の修学旅行で、お伊勢さん(「おいせさん」と打ち込んで変換しようとしても不発。IMEは日本語変換といえるのか)に行く途中、亀山近くのスイッチバックで、蒸気機関車を上から撮影して以来、自称は鉄ちゃんである。
【ここでおじさんは執筆(パソコンで打ち込んでいるのは執筆というのかね。何と表現したらいいのかね)を中断してトイレへ。すごい風だ。金曜日も風がひどかったし、昨日ゴルフに行ったオジは運のいい人だ。ついでに缶ビール(本日500mlを4缶目)を持参】
「放送を聞いて、ホームに駆け上がったオジ、リュックの中からデジカメを電光石火のごとく取り出し、動き始めたスペーシア3号を撮りまくった」というのはウソで、写真はまあ別の日でもいいか、込み具合はどんなものかと、車両の中を覗き込む。満員には程遠い乗車状況である。まあ、日曜日から泊まりで出かける人は少ないだろうけど。
スペーシア3号を見送ったあと、山用品の好日山荘を探しに西口改札口を出る。中央線の電車から看板を見たことがあるので、大久保方向に行ったところにあるという見当はついていたが、住所を探すべく電話ボックスに入って電話帳をめくる。しかし、アイウエオ順の電話帳がなくて、探しきれず。仕方がないので、大久保方面に歩き始める。歩き始めて、すぐに看板を見つける。やはり線路沿いの建物であった。池袋の好日山荘もビルの2階、新宿もビルの2階である。とりたてて買いたいものがあったわけではなかったが、ごみを入れる袋を購入する(ゴルフをするおじさん方も変人が多いが、山に行く人も変人・奇人が多いようだ。特にエベレスト、富士山に登る人は公共心のない人ばかりで、ゴミの山。ごみはお家に持帰りませふ)。レジでは「袋に入れますか」--ペットボトル飲料を買っているわけではないのだから、黙って包めよ--とか、「1,000円以下はポイントがつきません」とか、池袋店に比べると、対応が冷たい。おたくの本社が俺の出身の神戸だからひいきにしているのだぞ。次回からは、池袋店を利用することにする。
話はずれるが、趣味というか、これまで55年生きてきていろいろなことに凝ったが、とことんきわめたものはない。鉄道模型(HOゲージ)がたぶん一番初めだろうが、中学生では金が続かずすぐにやめる。中学、高校、大学は陸上競技部に所属していたが、出たり入ったりしていて、さほどの実績はなし。強いてあげれば、関西学生の砲丸投げ優勝(ただし、2部)ぐらいか。大学4年生あたりから、硬式テニスを始めて、だいたい20年ぐらいやっていた(最近はラケットを持つこともない)けれど、大きな大会で優勝経験もない。学園争議で、学校がないときは、ピンボールに凝ったし、パチンコもしたし。マージャンもしたな。パチンコはバイト代が消え、マージャンも強くなかった。
副腎腫瘍でお腹を切った直後は急に思い立って500時間(一つのものを身に着けるためには、500~1000時間集中して取り組む必要があると何かで読んだ)聴くべく、クラシック音楽に凝ったし、このブログのタイトルにもなったゴルフは凝ったり、さめたりである。最近は、なぜか山歩きを始めたりしている。家の中では、昔カックロに凝り(週刊文春さんよ、もっと頻繁に乗せてくれ。近所の歯医者にはサンデー毎日があるが、これには隔週で掲載されるので、昔破ってもって帰ったことあり)、現在は数独に凝っている。
好日山荘の次は、ビックカメラである。昔、小田急ハルク(百貨店というのか、専門店街というのか)はビル全体を占めていたが、現在は半分ぐらいをビックカメラが使用している。有楽町のそごう百貨店は、ビル全体がビックカメラになったりで、ビックカメラも、「ビック、ビック、ビック、ビックカメラ」ですごい勢いだ。
ビックカメラでは、昔から欲しかった三脚ならぬ一脚を購入する。山の写真を写すときに、手振れしないようにという思惑である。本当は、普段携行しているスティックに取り付けられるアダプタがあればいいのだが。資金は、昨日のゴルフコンペでいただいた2位の賞品、ビックカメラの商品券5,000円である。一脚の値段は3,864円なので、5,000円を超えさせるため、デジカメ用のストラップ(首からさげるやつ)を購入する。これで、山歩きしている時、デジカメやら、携帯やらを首からぶら下げられる。
次は新宿駅から池袋駅に戻る。西武百貨店に入っているルノートルというパン屋で、サンドイッチ用食パン12枚切り2袋を購入する。お使いの第一号である。レジのお姉さんは見ただけで、「576円です」という。すごいね。
西武池袋線池袋駅から帰路につくが、各駅停車に乗車してとことこ旅する。車中では好日山荘で買ったものや、ビックカメラで買ったものの包装を解いて、一人で楽しむ。
大泉学園駅で下車して、普段とは違う方向に歩く。先週発注した眼鏡を取りに行く。この時もかなり風が強かった。体重が大台に近いので、吹き飛ばされるということはないけれど、相当歩きづらい。
眼鏡屋では、毎日鼻に当たる部分をティッシュで拭けとか、1週間に一度はレンズとフレームを洗えとか、いろいろご注意をいただく。「あいわかった」。
次の目的地は、100円ショップである。奥方の所望は、「ブラジャーを入れて洗濯する筒状の袋」である。日頃よく行く100円ショップなので、だいたいの商品配置は頭に入っている。2階の奥の洗濯関係用品を探して、目的物を発見。これにて、よい子のお遣い終了。
以上で用事は完了なので、家に向かって歩き始める。すごい風であったのは、冒頭に書いたとおりである。
家に帰った後、昼食を摂ったが、あまりの強風にその後のゴルフ練習場は予定から却下となる。
暇になったので、Bフレッツの音楽メニューを聴きながら、山行きのリュックの中身をたな卸しする。聴き始めた頃は、千住真理子さんがバイオリンで、ヴィヴァルディの四季が最初。最後で面白かったのが、指揮者の矢崎彦太郎さんがアンコール曲として、「喜びの歌(晴れたる青空、ただよう雲よ、・・・・)」を客席(お客さんを立たせて)に歌わせたことであった。歌詞はオーケストラの後ろに映し出されていた。2曲目のアンコールは、ラディッキ-行進曲である。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでは、客席が実に上手に手を叩く。矢崎さんは客席にこれを求めたが、まあうまくいっていたのではないか。日本ではめずらしい演奏。
以上が本ブログのタイトルのうち、「よい子のお遣い」の部分であり、以下は「ガラクタ市」の部分である。山歩きをするときのリュックから出てきたものと、これから持って行くべく本日購入したものを並べでみた。
左上から左方向に順に説明して行くと、まず黄色に見えるのはいろいろなものを縛るためのマジックテープである。例えば、暑くて脱いだセーターがリュックに入らない時、マジックテープで丸めてリュックに固定する(ぶら下げる)などの使い方が想定される。次は笛。熊を驚かしたり、非常時に吹いたりするためである。その横は、バンドエイド(もどき)の箱(中には目薬も入っている)、包帯、健康保険証のコピー、膝用のサポーター(体重が重いので、膝にくるのよね。一つしかないので、両足にこないことを祈る)である。
次の段に写って、左端の長いのはスティックというかストックというかステッキというか(何がどう違うかは巻末に示す)である。先端には、ゴルフのユーティリティ用のヘッドカバーが着いている。その横は、高度計と磁石が結び付けられている。その隣はデジカメ(写真を写すのに使っているので、ケースのみ。本日購入したストラップも見える)、4本爪アイゼン(さすがにもういらないだろう)、手回し式の発電機がついた懐中電灯・ラジオ(携帯電話の充電も可能)、一脚(本日購入。山の写真を写すとき重宝するという想定だが)、水筒(ゴルフの賞品で、目いっぱい入れると550ml入るようだ)、2リットルの水タンク(これまでは活躍していないが、これから出番があるだろう)、地図ケース(雨にあってないので、まだ出番なし)。
3段目は双眼鏡、折り畳み傘、サングラス(遠近両用だが、近くを見る度数が普段かけている眼鏡より2度弱い。したがって、地図を見るときはかけかえが必要。歩くのには支障なし)、折りたたみ傘、座布団(4つ折りの似たようなものを好日山荘で620円で買ったが、本日100円ショップで類似品を購入する。こちらは袋付き)、ゴミ袋(本日購入。"6L"と書いてある)、皮手袋(岩をつかむ時はこちらの方がしっかり感がある)と軍手(洟をかめるので、捨てがたい。歩いていると、洟が出るのよね)。
一番下の段はスパッツ(スパッツというと太ももを締めるものと思うでしょうが、これは足首からすねの濡れ防止用)、ポンチョ(リュックも一緒に入る合羽)、雨用の帽子(ゴルフと兼用)、マッチ、固形燃料(こんなもの持って、どうするんだ)、グランドシート、着替えを入れる袋。
以上である。普段使うもの以外に遭難して一夜を過ごすことも想定した物品も入っている。これにツェルトが含まれていたら、いつ野宿してもOK。実際はこれ以外にタオル、昼食、地図、手帳(交通ダイヤなどがはりつけてあるものと、通過時間を書き込むためのものの2冊)が加わる。
さて最後に、スティック、ストック、ステッキの違いについて書いてみる。インターネットの辞書で調べてみると、まずステッキは「西洋風の杖」とある。別のサイトではスティックが訛ったものとある。また、スティックは棒、棒状のものとあり、ストックはスキーで用いる杖(独)とある。一方、好日山荘新宿店に書いてあったのは、スティックは手元がT字型で1本使い、ストックは手元が棒状で2本使いをするということである。要するにもともとは"stick"なのである。ストックは"stick"に相当するドイツ語(Stock:男性名詞、棒、杖、ステッキ、スキーのストック、【英】stickとインターネットの独和辞典にあった)、ステッキはストックだか、スティックが訛ったものである。もともとは棒、とか杖の意味なのだろう。
以前のブログで、一本ものをストックと書いたのも間違いではないように思う。昔の写真で一本杖で滑っているスキーの写真があるから、1本とか2本の区別はないのではないかと思う。
ちなみに今日購入した一脚には「ウルトラスティック」と書いてある。
ここまで書いて、夜修正するまでに麒麟淡麗が5本あく。これは記録だ。11時就寝。
今日はいいかも!
2006年3月16日
クラブバスがコースに到着する寸前、練習グリーンが少し見える。あれっ、今日は高麗グリーンだ。前回ブログの「四峯制覇」に「この時期、高麗グリーンはないだろう」と書いたが、よもやホームコースで、高麗とは。
コースを回っていて気がついたが、ベントグリーンはエアレーションをしている最中であった。どうやら各コースともそういう時期か。ということはしばらく高麗グリーンでプレーするのか。
以下はホールバイホールのメモである。
南1:
1W-飛んでゆくティーに気をとられてボールは行方不明であったが、フェアウェイ右端へ、8I-カップ下12歩にパーオン、PT-上りのフックラインを1.5mへ、PT-上りを入れてパースタート。今日はいいかも!
南2:
6I-引っかけというか、風に流されたというか、左の斜面に当たって左ラフへ、PW-打ち切れずカラーに止まる、PT-向こうに下がっているので、弱めに打ったつもりだったが、行き過ぎてカップ下1.5mぐらい、PT-上りの真っ直ぐを入れる
南3:
1W-カート道よりさらに左に行く、6I-ディボット跡気味の凹んだところからベアグランドめがけて打ち込む、PW-想定どおり、救済されてドロップエリアから打つが向かい風に負けてショート、PW-上り5mぐらいのスライスラインを残す、PT-強めに入ったがスライスして入って、ボギー
南4:
7W-右に落とすのが怖いホールだが、薄いあたりで真っ直ぐ飛んで、グリーン手前4mぐらい、PW-強めに入ってグリーンオーバする、PT-ラフからパターで転がして、カップ上1mぐらいへ、PT-まっすぐの下りを入れてボギー。何とか持ちこたえている
南5:
1W-最近ティーショットで苦戦していたホールだが、フェアウェイ右をキープ、8I-フォローを見て下げたが随分ショート、AW-トップしてグリーンを越えて下へ、AW-グリーンに戻す、PT-上っているように見えたが真っ直ぐによく転がってオーバ、PT-1mぐらいの返しを入れてダボ。今日はいいかも!がそろそろ危うくなってきた
南6:
1W-ここでは普段3Wだが、きょうはアゲンストということでドライバー。フェアウェイ左へ、5W-当たりはよかったが、左ラフへ、8I-球がよく上がったが、方向が右に出て、砲台グリーンのみぎフェアウェへAW-土手に当たってオン、PT-わずかに下りの真っ直ぐなライン。3~4mぐらいだったか、PT-どう外したか覚えていないが、入れてボギー
南7:
1W-テンプラになったがフォローにのってフェアウェイセンタへ、3W-ちと引っ掛け気味で、左ラフへ、PW-大いに力んで大きな穴を掘る、AW-フェアウェイセンタから打ったがショートしてバンカー、54-何とか出したがグリーン手前、PT-ラフからバターで寄せようとしいたが寄せきれず、PT-5mぐらいだったか、PT-入れたんだろう。トリプルボギーをたたいて、万事休す
南8:
1W-左ラフへ、7W-前が開けていてFWが使用可能。砲台手前のフェアウェイへ、AW-土手に当てて乗せる、PT、PT、PT
南9:
5W-左ラフへ、PW-右に出てガードバンカーへ、54-何とかグリーンオン、PT-届かないようで近くまでとどく。やや上りでまっすぐ、PT-短いのを入れてボギー
そんなこんなで午前中は48。お昼はお食事券を使いカキフライ定食、それからキープしてある芋焼酎をオンザロックで一杯。
東1:
3W-右ラフへ、9I-大ダフリ、AW-余り飛ばずにバンカーへ、54-土手に当たって出ず、54-何とか出す、PT-ラフからパターで乗せる、PT-忘れた、PT-入ったんだろう。8は痛いね。今日もダメだ(54は54度ウェッジ)
東2:
PW-大たたきした後のティーショットはホール左のカラーへ、PT-3mぐらいのややスライスライン、PT-30cm位を入れてパー
東3:
5W-フェアウェイ左へ、AW-ショートしてバンカーへ(今日は距離感がまるでダメ)、54-何とか出して乗せる、PT-10m以上だがやや上りまっすぐ、PT-少し右へ行ったのを入れてボギー
東4:
5W-フェアウェイ右へ、AW-ダフったのか右に出てグリーン横へ、PW-グリーンまで届かず、PW-乗せたことは乗せたけど距離が残る、PT-やや上りのフックライン。4mぐらいだったか、PT-下から入れた記憶がある
東5:
3W-左ラフへ、AW-ちょっと短い、PW-乗せたけど傾斜でオーバしてカップ下へ、PT-上りややスライス。4mぐらい、PT-50cm圏内に寄せたと思う
東6:
1W-フェアウェイ左へ、3W-右のラフ。斜面へ、AW-グリーンには落ちたがこぼれる、PT-下りで早そうなのでパターで乗せる、PT-下りのややスライスラインで2mぐらいだったか。はやそうなので、慎重に、PT-上に50cm程残ったが入れてボギー
東7:
1W-向かい風をついてフェアウェイセンタへ、7I-花道へ、PW-転がしてピンしたへ寄せる、PT-やや上りまっすぐ1.5mを入れてパー
東8:
1W-フェアウェイ右端に落ちて右ラフへ、7I-左ラフへ、PW-あたりがいまいちでバンカーへ、54-何とかグリーンに、PT-記憶なし、PT-記憶なし
東9:
7W-ラフで大きくはねてグリーン横、PW-ピンまで7mぐらいをフェースを開いて上げようとして失敗、PW-強めに入ったがピンに当たる、PT-30cmぐらいをお先にで入れる
というわけで、午後は47。本年の第3ラウンドはあわせて、95でありました。
木曜日になってもこれだけ覚えているのだからまずまずか。
今日はいいかも!から始まったけど、途中で今日もダメかも!にかわって、終わってみれば今日もダメだったでおしまい。けれど、ティーショットはまずまずだったな。
ボケの記(木)
2006年3月13日
セルフ式のガソリンスタンドで給油した時のこと。給油が終って代金をクレジットカード(ビューカード)で支払おうとしたが、カードを受け付けてくれない。いかにもアルバイトそうなお兄ちゃんだったので、「いつもこのカードを使っている」とごねる。再度やっても駄目で、ベテランの人にかわってもやはり不調。セン夕の方で使用不能になっているとのことであった。仕方がないので現金で支払う。「現金だと高くなるのに」と文句をいうと、まけてくれた。
帰宅してからインターネットで何が原因か調べようとしたが、使用明細がわかる位で役に立たず。電話をかけてみても、自動応答でラチがあかず。ドコモからも引落しができなかったという連絡が来ているし散々。「誰かが俺のロ座をフィッシングしたのかと不安になる。
翌日、センタに電話すると、「3月6日の引き落しができなかったので、停止している」とのことであった。
2月末に会社近くのコンビニのATMから口座には入金してあったはずなのに変だなあと思った。支払い方法を聞いてみると、国分寺駅に入金可能な機械があるという。
昼休みになって、西武線の最寄り駅前の郵貯ATMでお金をおろして国分寺駅に向う。国分寺駅の改札口を出てATMはすぐに見つかったが、機械が修理中!修理に時間がかかるという。全くもってけしからん話だ。
せっかく街に出てきたので、駅前のみずほ銀行の支店で記帳する。するとどうだろう、2月20日以降入金も出金もないではないか。「変だな、ひょっとして」と思ってもう一つのみずほ銀行の口座(会社振込用)のカードを入れて残高を照会する。予想していたとおり残高が多い。やはりこちらの口座に金を入れたんだ!!(翌日、この口座の通帳に記帳してみるとやはり入金されていた)
2月末にドコモの引き落しができなかったのは、当方の暗算ミスで残高が少し足りなかったようだ。今回は、全くといっていいほど、残金がないので落ちるわけがなかったというわけ。
以上でぼけの記(木)のお話終了。お粗末。
四峰制覇
2006年3月4日
四峰というのは、天覧山、多峯主山、日和田山そして物見山である。
今日の歩き始めは飯能駅なので、電車は適当なのに乗ろうと思って家を出た。大泉学園駅でバスから降りた時、ちょうど飯能行きの準急が発車するところであった。というわけで、いつもの電車に小手指駅で乗り換えることになった。春になったせいか、どうかわからないがやたらとガキが多い。何とか座って飯能駅着。駅のトイレに入ろうと思ったら、清掃中だから待てという看板が出ている。切羽詰っている時はどうしてくれるんだと思ったが、切羽詰ってはいなかったので、そのまま行動開始。駅前で名郷行きのバス停を確認する。
9時20分に出発して、最初の目的地は天覧山である。飯能市内を左折、直進を繰り返して進む。地図を見ないで適当に歩いた。地図で確認した地点は、上り口のすぐそばであった。山の中腹でトイレを借用する。十六羅漢のところにある説明板によると、もともと愛宕山といったらしい。それが羅漢山になり、明治になってから天覧山になったそうな。
10時ちょうどぐらいに山頂に到着する。山頂にはコンクリートの見晴台が設けられている。昨年の夏、ぶらっと来たとき以来である。ちょっと休憩しようと思ったが、もやって見晴らしもよくないし、団体もうるさいのですぐに出発する。思えば、今日は団体とばっかり行きあたった一日だった。飯能駅から天覧山まで約100mほど登ったが、歩きづらい階段を降りて50mほど高度をはきだしてゆく。
多峯主山に向けて、黒田直邦さんの墓に立ち寄ったりして標高270mの頂上まで登り返す。天覧山の山頂からは30分程で到着する。ところが、山頂ではうっとりアマチュア無線をしているおやじに遭遇する。うるさいのでここでも休憩せずに高麗駅に向けて歩き始める。11時に高麗駅前に到着してようやく休憩。ここで、落ち着いて休んで、水分も十分補給する。
次の目的地は日和田山である。鹿台橋のあたりが標高90m程で、日和田山は標高305mである。今日は坂の途中でも止まらずに登って来たが、さすがに日和田山の麓近くの急坂では2度ばかり小休止。
日和田山を登るのには、男坂と女坂がある。初めて男坂を登る。岩山登りである。もっとよれよれになるかと思ったが、あっという間に金刀比羅神社まで登る。神社前で休憩して、日和田山の山頂まではそこから10分ぐらい。高麗駅から頂上までは45分で到着。山頂で昼食。本日は家からおにぎり2個を持参する。いやあ~うまかった。山頂からは、鶴ヶ島ゴルフ場(国土地理院の地図にはそう書いてあるけど、ほんとはなんていうのだろう)が見える。2グリーンのコースだが、色がきれいな方ではなくて、暗い色のグリーンを使っていた。ベントではなく、高麗だったのかな。この季節に高麗はないだろうと思う。
4つ目の目的地は物見山である。物見山から日和田山まで何度か歩いたが、逆に歩くのは始めてである。道がこんなに荒れていたか?こんなに坂だったか?というのが印象である。それでも、日和田山から30分程で物見山到着。これで、四峯を制覇したことになる。
10分程休憩して、ユガテを目指す。北向地蔵様に何度目かのこんにちは。
ユガテまでの道は、逆向きには歩いたことがあるが、ユガテに向かうのは初めてである。結構アップダウンがある。ユガテの芝生で一休みしたかったが、ここでも男の団体と遭遇する。うるさいので、休まずに東吾野駅を目指す。下りをかなりの勢いで降りていったが、駅まで30分かかる。これまで、逆コースの登りが35分というのはどういうこと。疲れているので、飛ばしているようでスピードが出ていないのか。
駅の手前で、無情にも上り電車がホームに入ってゆくのが見えた。先週山の上から見えた市立病院のあたりで、先週歩いたはずの山を見上げたが、どのあたりだったのかよくわからなかった。行動開始から約5時間で本日の歩行は終了する。
歩行時間も先週と同じくらいだし、電車も同じということになった。上り電車はいっぱい。またしてもガキばかり。おまけにこのうるさいガキが飯能で池袋行きの乗り込む。いたたまれず、元加治駅で途中下車する。最初から飯能駅で一本遅らせればよかった。今度からそうしよう。
本日のコース
飯能駅→天覧山→雨乞池→黒田直邦墓所→多峯主山→高麗駅前→男坂→日和田山→物見山→北向地蔵→ユガテ→東吾野駅