2007年9~7月
立ちゴケ
2007年9月29日
立ちゴケといっても、京都のお寺の庭にある「苔」の仲間ではない。自転車のペダルから脚が離れず、自転車ごと倒れることといったらいいだろうか。何ゆえ、そういうことになるかというと、ペダルに脚をくっつけると、引き上げる脚の力も利用できるのが、メリットとかで、ペダルに脚をくっつける道具が存在するからである。
今を去ること40年以上前、高校の同級生が、トークリップとトーストラップを使って、ドロップハンドルの自転車に乗っていた。新宿の東急ハンズの自転車売り場をうろうろしていたら、トークリップとトーストラップを見つけたので、8月の中旬に購入した自転車にそういう細工をしてみようと思った。
しかし、インターネットでよくよく調べてみると、最近はもっと便利な道具があるらしい。というわけで、少し研究をした後、シマノのMTBシューズ、SPDペダル、ペダルレンチ、グリースを東急ハンズの新宿店で仕入れる。
本日の午前中にペダルを取り外し、新しいペダルと交換した。続いて、MTBシューズにクリートなるものを取り付ける。これがペダルにはさまると、押しても引いても、ペダルから靴が離れなくなる。離すためには、足首を外にひねる必要がある。
家の車庫で、はめたりはずしたりを練習して、何とか原理がわかるようになった。いきなり道路に出るのは心配なので、家の前の路地で練習しようと思った。
それで、左足にはMTBシューズを右足には普通の靴を履いて、いざとなれば右に傾けて着地しようと思った。
さて、左足のクリートがペダルにカチッとおさまる。さあ、出発というところで体が左に傾いた。靴をはずそうとしたが外れず、神様の目の前で転倒。これが立ちゴケなんだ。第一回目だが、これを最後にしたい(誤字に気がついて、10月15日に修正したが、その後3回こけてますな)。自分に限って、そんなことにはならないと思っていたが、さにあらず。
その後、暫く練習して、今度は近くの公園まで出かける。MTBシューズはゴルフシューズのケースに入れて、リュックに背負ってゆく。靴はスパイクレスのゴルフシューズである。少し違和感があるが、普通の靴でこげなくもない。
片面がSPD対応、片面が普通の靴対応のペダルもシマノのラインナップにはあるみたいだが、東急ハンズ新宿店には在庫がなかったので、両面SPD対応のペダルを購入した。
さて、公園内では何度か動いたり停まったりする練習を行う。そのあと、一度家に帰った(行きと同じく普通の靴でこいでゆく)あと、会社まで車をとりに7km走っていったが無事到着した。
というわけで、自転車を色々といじくった一日であった。
(第102話、9月29日記)
DFSギャラリア沖縄とトヨタレンタカー
2007年9月27日
3日羽田発、25日帰京で沖縄に出かけた。
会社関係の結婚式なので、一人で行けばよかったのだが神様が同行。
さて、那覇空港に着いて、モノレールの乗り放題券を入手するのだが、カウンタに何人か並んでいてもJTBに対応するのは一人だけ。共同でやればいいやんか。
さて、モノレールに延々と乗って、DFSギャラリア沖縄に到着。レンタカーの窓口はすぐわかったが、これからが大変だった。まず、手続きは順当に終了。
車はDFSの隣の駐車場にあるらしい。荷物はベルトコンベアで運んでもらえる。
臭い化粧品売り場やなんやらをぬけて、免税店の中を延々と歩く。
ようやく、駐車場に到着。排気ガスで空気も悪いし、蒸し暑い。
書類を渡して、また待たされる。
ようやく受け付けていただけることになった。「荷物を積め」といわれるが、びっちり駐車していて、ハッチバックが空かない(車種はパッソ)。しょうがないので、前に出す。「まだ手続きが終わっていません!!」。「荷物積まれへんやろ!!」。
さて、それからは傷探しが延々。擦り傷の類はどうでもいいだろうが。
本土で借りたら、最近はそんなこといちいちやらないぞ(やってもさっさと終了します)。
さて、翌々日。車を返す時のこと。
例の駐車場の1階に侵入。案内も何もない。
ようやく返却場所に到着。
「点検をしますから降りてください!!」
「車が着ますからこちらに来てください!!」
レンタカーに限らず、愛想は総じてよくなかったな。
予約する時、DFSと聞いていやな予感がしたので、空港での貸し出しを希望したが、今回出かけたJTBのコースはそのDFS受け渡しのみであった。やっぱり予感は当たった。
ジンベイザメの話はまた別途。
(第101話、9月27日記)
メッツ
2007年9月17日
お久しぶりです。表題のメッツだが、メッツといってもニューヨーク・メッツのことではない。
メッツは運動等の強さを表す単位だそうだ。「等」と書いたのは、単なる運動だけではなく、子守、雑巾がけ等も含むらしい。さて、メッツは、その運動が基礎代謝の何倍に相当するかを示す数字である。ちなみに少し早めに歩くと、4メッツ-すなわち、基礎代謝の4倍の運動ということになる。
1メッツの運動を1時間継続すると、1エクササイズというらしい。それで、お勧めは1週間に23エクササイズの運動をすることらしい。日頃の運動を記録するのに、大塚製薬のサイトがある。Amino Valueエクササイズカレンダー23EXで検索するとヒットすると思う。
ちなみにこのサイトに登録すると日々の腹囲、体重も管理することが出来る。まだ、1週間ほどだが体重を日々データ投入すると確かに(少し)やせた。
さて、小生が最近凝っている自転車は時速20kmで走ると8メッツとなるので、3時間走ると1週間分の推薦運動量を確保できてしまう。ほんまにそれで、ええんかとも思うが計算上はそうなる。
ちなみに本日、カートを使わずに1ラウンドゴルフをした。カートなしのゴルフは、4.8メッツだそうだ。しかし、渋滞してハーフ3時間をそのまま入力しても、どうかと思うので本日は4時間=19.2エクササイズということにした。
あと、1時間ぐらい歩くと今週の運動はOKとなる。
ちょっと安直過ぎるような気がするが、まあいいか。
(記念の第100話、9月17日記)
サイクリング
2007年9月2日
出発時の体重。74.8kg、体脂肪率18.1%。
帰宅時の体重。73.7kg、体脂肪率17.3%(酎ハイ飲みながらこれを書いているので、順調に増加しているはず)。
走行距離108.54km。
平均時速19.4km/時。
最高速度38.4km/時。
総所要時間6時間40分。
走ったコース。荒川(笹目橋と幸魂大橋の間から。新倉橋で新河岸川を渡る)沿いから川越狭山自転車道。
昼食。ゴール地点の先の豊水橋を渡り、近くのいなげやで、弁当、ゼリー、CCレモンを購入。河川敷の公園のベンチで食べる。
(第99話、9月2日記)
世界陸上
2007年8月25日
今日から世界陸上の大阪大会がはじまった。7時から男子マラソンの決勝をしっかり見た。残念ながらメダルはとれなかったが、大健闘ではないか。それにしても、日本で開催するならもう少し、気候のいい時期にやればいいのにと思うのは、俺だけではないだろう。
そのあとは、男子100mの1次予選と女子3,000m障害(略すとSC)予選等を見た。男子100mでは朝原が予選とはいえ、アメリカのゲイに勝った!すごいぞ。その後で見たジャマイカのパウエルは50m位から遊んでいた。
女子3,000m障害の早狩は最終周の障害で左膝を引っ掛けて、もんどりうって転倒。体は大丈夫だったのだろうか。
陸上競技部にあしかけ10年いた(ただし、幽霊部員、コンパ要員の時期長し)ので、血が騒ぐ。決勝は大体夜の10時過ぎなので、寝不足になりそう。
しかし、テレビの放送で、わけのわからんやつらがワーワー騒ぐのはやめてくれへんか。ほんま。
(第98話、8月25日記)
車載コンピュータ
2007年8月25日
Amazonで購入したサイクルコンピュータである。お値段は代引きの手数料を含めて、約4k円である。
自転車を室内に持ち込んで、フレームの前輪のところとスポークに部品を取り付ける。物理的に言うと、スポークに取り付けられているのは磁石で、フレームに取り付けられているのは検出コイルである。磁石が検出コイルのそばを通ると、コイルに電圧が発生する。
サイクルコンピュータには、フレームに付けられた部品から信号が送出される。信号の伝え方には、有線式と無線式がある。当方が購入したのは、後者の無線式である。フレームの部品とハンドルバーに取り付けれた車載コンピュータまでの距離は70cm以内にする必要がある。
2晩かけてタイラップを使って部品を取り付け、本日試運転とあいなった。
いろいろデータが取れるが、本日は走行時間1時間22分28秒、走行距離25.23km、平均時速18.3km/時、最高速度35.4km/時でありました。
(第97話、8月25日記)
自転車を買いました
2007年8月21日
実に久しぶりにブログを書く。1ヶ月近く書いていない。この間、ゴルフに出かけたり、旅行に行ったり、書くことはあったはずだが、パソコンを付ければスパイダーソリティアのアイコンをクリックするのみであった。
アクセス・ランキングでチェックすると、昨日めでたくアクセスが0件になっていた。
自転車を買ったきっかけだが、おんぼろ自転車で多摩湖自転車道に出かけたら、まともな自転車に抜かれること抜かれること。それならばと、夏休みに入ってすぐの土曜日(11日)に、添付写真の自転車を購入した。メーカはスペシャライズドというらしい。日本のダイワ精工が代理店だったが、代理店契約を解除するらしい。
さて、購入した翌日きっかけになった多摩湖自転車道に出かけたが、なかなか快調であった。しかし、抜かれることにはかわりない。所詮は体力なんだな。
一昨日は荒川自転車道から入間川の自転車道に挑戦する。家から荒川までの往復を含めると、約100kmぐらい走ったと思うが帰りはヘロヘロ。
往復で一体何台、何人に抜かれていったか数え切れない。
やっぱり体力だということを痛感。
(第96話、8月21日記)
GMail
2007年7月29日
3週間ぶりの投稿だ。この間、北海道に出かけたり(それも3連休の土日をつぶして仕事で)、神戸に出かけたり(こちらは土曜日がつぶれた)で、忙しかったのだ。
さて、フリーメールを提供しているGooのサイトで、よそのフリーメールについてのブログを書くのもどうかとも思うが、そのあたりはご勘弁いただくことにして、話を進める。検索でおなじみのGoogleがGmailというサービスを提供している。本サービスの特徴は、何しろサーバの容量が大きいことである。ちなみに現在の小生の使用状況は、2882MB中の1MB と表示されている。
でも、本当にこの容量まで使えるのかという疑念がある。さらに、βという表示があるので、ベータ版と思われるが、「突然やめました」なんてことになりはしないかという疑念もある。その点、このGooのサイトは、バックが天下のNTTであるから、「突然やめました」なんてことはないと思われる。
さて、GMailではまず使いたいアカウント名を使用できるか確認する。使えることがわかったら、氏名などを入力するとアカウントが取得できる。ちなみに、小生はGooと同じアカウントにしようと思ったら、"_"が使えなかった。がっくり。
でも、一人当たり約3GBだなんて、どこにどれだけのサーバを用意しているのだろうか。実は、あなたのパソコンのどこかに俺のメールが保存されていたりして。
夏だから、怪談ふうに終わります。
(第95話、7月29日記)
プレーオフ2
2007年7月9日
「プレーオフ」というタイトルはつい先日使ったばかりなので、「プレーオフ2」とした。
昨日は、谷口徹とマークセンの競り合いが面白かった。3日目が終わったところで、谷口がマークセンを4打リードしていたので、楽勝かと思われた。
3時過ぎにテレビをつけたら、谷口はここまでイーブン。マークセンがスコアを伸ばしていて、逆に2打リードしていた。
15番で谷口がバーディを奪って1打差。しかし、谷口16番の第2打がバンカーのすごいところに止まった。斜面で構えていても、ずり落ちそうな感じであった。何とか、打ったのだがバンカーから出ただけ。アプローチで狙っていったが、入らずでボギー。再び2打差となる。
しかし、17番でまたまたバーディをねじ込んで、1打差となる。
18番では、マークセンがグリーンを大きくオーバしてボギーをたたき、プレーオフに突入する。
プレーオフは、18番の繰り返し。プレーオフの1ホール目、谷口はさっきよりも少し奥目にオン。マークセンは、またしてもグリーンオーバして、バンカー手前のラフ。これを何とか寄せて、パーセーブできそうなところにつける。
気合の入った谷口が、バーディパットをねじこんで、優勝。前回、「プレーオフ」の題名をつけた藤田対上田同様、楽しませていただいた。
その後は、チャンネルを女子プロゴルフに切り替える。ここでは、大山が差をつめられながらも、優勝。
この前の日にゴルフに出かけたのだが、その話がまた別途。
(第94話、7月9日記)
ヴィーナス
2007年7月6日
昔、朝から晩までテニスに狂っていた時代があった。朝始業前、昼休み、夕方と一日に3回テニスをし、テニスにかける情熱の半分でも仕事に注いだらどうかいわれたことがあった。
そのように狂いまくったテニスも15年ぐらい前に足を洗って、最近では神様の方がテニスに熱心に取り組まれている。
ちょうど、ウィンブルドンの季節である。昨夜、二人でヴィーナス・ウィリアムズとクズネツォワの試合を見ていた。ヴィーナスはウィリアムズ姉妹のお姉さんであるが、「あれっ」と思った。まるで、別人である。
「水牛」姉妹というと我が家では、ウィリアムズ姉妹のことであったが、すっかりスリムになって別人のようである。いったい、何があったのだろう。試合よりも、そっちに方に気をとられた。
やはり、女はおそろしい!?
(第93話、7月6日記)
ポア
2007年7月4日
岩波書店が図書という小冊子を刊行している。月刊で定価100円である。
先日、通算700号ということで、普段より表紙がカラフルな冊子が届いた。これから書くのは、その一つ前の通算699号、2007年6月号の記事に関してである。
椎名誠さんのエッセー「墓石の下から逃れるために」から、拾い書きしてみる。
この文の中で、興味をもったのが、チベットの鳥葬である。
死者の頭蓋骨の上に呪術者が穴をあける。これは魂が肉体から円滑に抜けられるようにするためで、穴をあけないとお尻の穴から魂が抜け出て、餓鬼畜生道に落ちてしまうとか。
「ポア」とか「ポアする」という言葉が昔、ニュースをにぎわしたが、ポアとは「死後の意識の移し変え」という意味らしい。ちなみにその当時、「グル」という言葉もニュースをにぎわしたが、グルとは、「指導者」、「教師」、「尊敬すべき人物」という意味らしい。
公安調査庁の元長官と朝鮮総連の癒着が報道されたが、オームとは大丈夫だったのかという疑念さえ沸く。オームの「グル」と公安調査庁がグルだったんではしゃれにならない。
冗談はさておき、本題の続きは昼休みに。
チベットでは個人の写真とかの遺品は処分してしまうとか。それから、魂が抜けた肉体は抜け殻なので、鳥のえさとなり、あとには何も残らない。骨は残るはずだが、どこかに飛んでいってしまうのだろう。いわゆる鳥葬である。
色々なものが残るよりも、すっきりしていいのかもしれない。お骨とか、墓石が残ると小子化の今日維持がたいへんなのだ。ちなみに、椎名は個人の遺品を残さないところに惹かれたとか。
自分の場合はどうだろうか。まだ考えたくないというところかな。
(第92話、7月4日記)