2007年2月(3)
JR送電線
2007年2月27日
明日急遽福岡に飛ぶことになった。それで、昼休みの散歩が駅前まで航空券の調達に出かけることに変わった。かといって、車で出かけると運動にならないし、駐車料金もかかるしで、歩いてゆくことにした。
行きは車道脇を歩いてゆく。歩道はあまり整備されていない。でかい車が側を走ってゆく時は、怖い。さらに、さすがに車社会の埼玉県である。歩道にも車が大きな顔をして停まっている。以前のブログにも書いたけど、このあたりはまさにダサイタマ県である。保育園児の列に車が飛び込むことも十分起こりえる。
約30分かけて駅前に到着する。航空券の購入と、ついでだからデジカメ画像のプリントを終える。
バスで帰る方法もあるが、せっかくなので歩いて戻ることにする。かといって、同じ道を帰るのも面白くないなと思った。ふと見るとJR送電線という看板がついた鉄塔が目に入った。
日頃散歩しているルートにもこれと同種の鉄塔がある。脚を継ぎ足した鉄塔が川の両岸にあって荒川を越えている。ちなみに家の近くの子供達が通った小学校の側にもこの鉄塔がある。
帰り道の方針が定まった。行きに歩いてきた車道と、この送電線ルートの間を歩いて行こう。幸い、一本の道があり、歩道は整備されていないが、車の通行量はさほど多くない。その道をあるいてゆく。
ところどころたどる道を変えながら、なんとか事務所に帰りつく。帰ってから気になることがあったので、パソコンで検索した。気がかりだったのは、JR東日本(東日本旅客鉄道)が信濃川に持っている発電所(千手、小千谷、新小千谷)が新潟中部地震で被害を受けたようだが、復旧したのだろうかという点である。
Wikipediaの東日本旅客鉄道のページに2006年春に復旧したという記述を見つけた。あの送電線には電気が流れているというわけだ。
(第57話、2月27日記)
==> その発電所であるが、信濃川からの不正取水が発覚して、現在取水禁止になっており、3発電所はストップしているはず(2010.10.17)
人見知り
2007年2月27日
生後3ヶ月の孫が今、家に来ている。うちの神様が駅まで迎えに行って、抱こうとしたら、大泣きされたそうである。その話を帰宅して聞いて、俺にかぎっては大丈夫と思って孫を抱くと、やはり泣かれた。
ともかく、ママでないとダメなようだ。他の人に抱かれるということは、ママから離れることを意味するのであろうか。
しかし、家に来てから4日目ともなるとだいぶ慣れてきたようである。今朝も抱っこして来たが、機嫌よかった。
日々、知恵がついてきているのだろうと(じじばか丸出しで)思ってしまう。
ふと、彼が20歳の頃、俺は76歳。30歳の頃、86歳などと考えてしまう。知らないうちに年をとっているんだ!
(第56話、2月27日記)
時差
2007年2月26日
タイトルの「時差」は、「身びいき報道」としたほうがいいのかもしれない。
79回のアカデミー賞の発表がアメリカで2月25日にあるはずなのだが、なかなか日本語版のインターネット上に出てこない。仕方がないので、英語版を探す。
そうするとありましたよ。その名もずばり、http://oscar.com/というページがあった。昼休みを使って、早速のぞいて見ると、一部発表されている。
助演男優賞がアラン・アーキンとなっている。それ以外にぱらぱらと出ている。他のはどうなった?
そこで、はたと思いあたった。時差だと。
アカデミー賞の発表は、ロサンゼルスで2月25日の夜に行われている。ロサンゼルスと日本の時差は現在17時間である。だから、向こうの夜の8時が日本時間の午後1時となる。だからなかなか、結果が出てこないのだ。
(しばらく仕事・・・)
3時の休憩時間にサイトをのぞいてみると、結果が出揃っていた。
一番興味があった助演女優賞は、当方の期待通りドリームガールズのジェニファー・ハドソンが獲得した。
日本のマスコミは菊地凛子、菊地凛子と騒いでいたけれど、同じバベルからアドリアナ・バラーザという女優もノミネートされていることなど、全く報道しない。同じ映画から二人は選ばれない(と思う)。他の映画に行く可能性もある。だから、冒頭の「身びいき報道」というタイトルにするかという気持ちが起きる。
また、作品賞にしても「硫黄島からの手紙」一辺倒で、デパーテッドが有力視されているこことなど、微塵も触れていない。
やはり、日本における報道(新聞、テレビ)は少し引いて聞く必要があることを改めて、痛感した。インターネットという強力な武器があるのだから、現地のサイトの情報を取得するように努める必要がある(ただし、インターネットも検索結果表示に変調がかかっていることも認識する必要あり)。
(第55話、2月26日記)
プレッシャー
2007年2月25日
昨夜、世界ノルディックのジャンプ(ラージヒル)を見ていた。
2本目に入って岡部がK点越えの125mを飛び、少しはいいところにいくのかと思って見続けた。次から次へと抜かれていき、上位に入るのは難しくなった。
日本勢が飛び終わった後、衝撃はアホネンが130mを超えて首位に躍り出た時から始まった。
アホネンに続いて飛んだモルグンシュテルン、マリシュ、ヨケルゾイ、ハリオリ、アマンがことごとく130mを超えた。一番飛んだのが136mである。優勝したアマンも134mを飛んだ。
彼らにはプレッシャーというものはないのかね。一人ぐらい失敗して、120m台に落ちるかと思ったら誰も失敗しない。どうなってるの。
個人的にはジャンプの飛形点というのが好きでない。陸上競技部に中学、高校、大学と在籍(ある時は幽霊部員、ある時はコンパ部員)したので、幅跳びや三段跳びに飛形点はないといつも思う。格好はともかく飛べばいいではないの。
ジャンプも身長によって板の長さをどうこうするとか、アンフェアなルールを作る。個人がコントロールできないものを基準にするのは汚いと思う(体重はコントロールできるが、身長はできない。禁止薬物を使えば別かもしれないが)。
しかし、身長169cmというマリシュが上位に入っているので、あんまり文句は言えないか。
(第54話、2月25日記)
チャンネル権
2007年2月22日
本日は木曜日である。この日はテレビが自由にならない。
8時からは「新・京都迷宮案内」、9時からは「エラいところに嫁いでしまった!」にテレビが占領される。観ておられる方は神様である。
当方、最近映画づいていて色々録画している。思い出した順序で書くと、「禁じられた遊び」、「炎のランナー」、「ボディガード」、「オズの魔法使い」がすご録に残っている。まあ、明日から観るか。
現在、パソコンに向かっているが、居間での電気機器の並びは、すご録、その上にケーブルテレビのチューナ、液晶テレビ、ファックス電話機、ノートパソコン、プリンタという並びである。テレビが占拠されているので、パソコンに向かってこれを書いている次第。
(第53話、2月22日記)
筋肉痛
2007年2月21日
土曜日映画を見に行った後、3時近くになってから散歩に出かけた。みっちり歩こうと思い、石神井公園を目指した。公園の入り口まで、自宅から45分ほどで到着する。小休止して、次に禅定院をめざす。ここに有名なキリシタン灯篭があるので、その写真を写そうと思ったのであった。
以前に一度写したはずなんだが、ファイルがどこかに紛れてしまった。少なくとも会社のパソコンには残っていない。
表門から入るためには大回りしなければならないので、脇の墓地からの参道を行くことにした。しかしである。参道の工事のため封鎖されていた。がっくりして、石神井池の周りを回って、帰宅した。
この行程で2時間歩いたわけだが、月曜日になってもこの筋肉痛がぬけない。それで、恒例の昼休みの散歩は仕事時間が昼休みに大幅に入り込んだこともあって、お休みした。
昨日は、筋肉痛(というか筋の痛みか)は残っていたが、歩けば解消するかと、支度をして事務所の外に出た。しかし、あいにくの雨で、おまけに寒い。それでこの日もお休みした。
42.195km歩くなんて景気のいいブログをかいたけれど、その4分の一ぐらいの距離で筋肉痛に悩まされている。まあ、ぼちぼち歩く距離を伸ばしてゆくしかないようだ。
(第52話、2月21日記)
カサブランカ
2007年2月20日
最近映画づいている。BSで放送されたカサブランカを録画し、2日がかりで見た。有名な映画だが、始めて見た。イングリッド・バーグマンは学生時代に見た「誰がために鐘は鳴る」で知っていた。日本人にはない、瞳の持ち主である。
映画のストーリーは、昔の映画らしくすごく単純である。大がかりなセットもなく、カサブランカのバー、市場、市場の主のバー、警察署、最後に飛行機が少し登場する程度である。
ドイツ軍人の歌う軍歌に対抗して、フランス国家をバーにいる人達が歌うシーンは胸が熱くなった。
Wikipediaによると、当初は相当政治的な意図をもって製作されたようであるが、現在では伝説の映画となっている。それにしても、昔はすぱすぱタバコを吸っていましたな。
最近のテレビは見たい番組が少なく映画を見ようという気になっている。マグロの一本釣りも飽きたし、温泉も飽きた。石塚さんは好きなんだけど、まわりのどうでもいい人達がうるさい。
今夜は「まいうー」を見て、「炎のランナー」は録画か。
(第51話、2月20日記)
埼玉りそな銀行 サポートオフィス 役立たず
2007年2月19日
埼玉りそな銀行の某支店で外貨(ユーロ)の両替が可能か問い合わせようと思い、インターネットで調べた支店の電話番号に電話を入れた。東京三菱UFJでもそうだったが、自動音声の受付となった。センターでまとめて処理するのなら、フリーダイヤル番号を書いておけ。048・・・は意味がないだろう。
該当する番号(その他の用件なので、4番)を押したが、返ってきたメッセージを聞いて愕然とする。「担当係りが話し中なので、後でかけなおせ」という。自動音声の受付で、そのままお待ち下さいというのはあるけれど、回線を切ってしまう受付は始めて経験した。こちらは通話料金を払っているのだぞ。3回ぐらいかけ直してようやくつながる。
結論としては、ユーロは扱っていないらしい。電話ぐらいさっさと出て下さいよ。合理化するところをはき違えているのではないか、全く。
(第50話、2月19日記)
昨日怒りにまかせてこのブログを書いたけれど、閲覧ipが50程度のブログなので、埼玉りそなにとっては痛くもかゆくもないだろうな。
(2月20日)
42.195km
2007年2月19日
タイトルの42.195kmはフルマラソンの距離である。古代ギリシャのマラトンからアテナイまでの距離だとか、第8回のロンドンオリンピックでの距離だとか諸説があるが、後者が正解か。
まあ、一度決めたものを測りなおすと、少しずれていたというのはよくあることである。例えば、地球一周40,000kmから1mが決まったはずだが、現在では地球の一周は40,000kmから少しずれている。
一度ぐらいはフルマラソンを完走して見たいという気持ちはあるが、もう無理でしょう。脚がもたない、循環器がもたない、健康診断書を出せない(おそらく)等々の問題がある。
さらに、東京マラソンは7時間以内に完走しなければならないが、スタートするまで、30分近くかかるすると、6時間30分以内で走る必要がある。時速に換算すると、42.195÷6.5≒6.5km/時となる。まあ、出せないスピードではないが、それだけの時間続くかどうかである。
それで、走るのが怪しいのなら、歩いて見ようと考えている。
とはいっても、外秩父七峰縦走ハイキングコース(http://www.tobuland.com/playing/haiku/nanamine/) のようにハードなものではなく、平地でまずいきたいと考えている。400mのトラックを105.5周するというのは芸がない。候補としては、小平グリーンロード(http://members2.jcom.home.ne.jp) いうのがあって、一周約21kmだそうなのでこれを2回りするというのが第一候補である。まずこれをやってみようと考えている。
家から出かけるとすれば、花小金井駅下車ということになる。まず、左回りに狭山・境緑道を歩いて、西武多摩湖線の八坂駅をめざす。それから、野火止用水沿いに玉川上水との分岐点へ。そこからは、玉川上水に沿ってひたすら歩く。小金井公園まで来たら、公園を横切って、緑道に戻り花小金井駅に戻る。2年ぐらい前にこのコースで一度歩いたことがある。しかし、今回の試みではこれで、行程の半分ということになる。もう一周するか、逆回りに歩けば42kmということになる。
こういう馬鹿なことに挑戦するには、奥さんが不在の時がよいが、いつ決行できるだろうか。
(第49話、2月19日東京マラソンに刺激されて記す)
ザスーラ(Zathura)
2007年2月19日
昨日はWOWOWでザスーラ(Zathura)を見てしまった。
以前、ジュマンジという映画があったが、簡単にいうとザスーラはそれを宇宙に持ち出したようなストーリーである。
弟が地下室で見つけたゲームを兄弟で始めると、家ごと宇宙に飛び出してしまう。その後は、流星群に遭遇したり、壊れたロボットが出てきたり、宇宙人に襲撃されたりする。
極めつけは、宇宙飛行士を助けるが、実は兄の将来の姿だったりと、はちゃめちゃの展開であるが、日曜日の夜の約1時間半を笑いながら過ごした。
ジュマンジのストーリーはよく覚えていないが、ザスーラの方が筋は単純なような気がする。
今朝の読売新聞によると、ハリウッドは海外の売り上げが好調のようだ(3週間連続で映画に行く夫婦が貢献している)。しかし、二番煎じはやめて欲しいな。
(第48話、2月19日記)