2007年2月(2)
素人PartⅢ
2007年2月18日
このストーリーは三回目になる。昔、録り貯めたカセットテープをmp3ファイルにしようと、気が向いたらヘッドホンをかぶり、パソコンに向かっている。
今回直面した問題は、リストのピアノ曲である。A面には、「鬼火」、「狩」、「エステ荘の噴水」、「ペトラルカのソネット」、「メフィストワルツ」、「魔王」が、B面には「タランテラ」、「ラ・カンパネラ」、「ため息」、「コンソレーション」、「愛の夢」が入っている。あいにく演奏者はカセットのケースに書いていないのでわからない。おそらくこれを借りたと思われる図書館に13年の歳月を超えて残っていればだけど、まず無理な相談だろう。
さて、A面の方は、何とか区分できたのだが、困ったのがB面である。一応区切ってはみたものの何かおかしい。仕方がないので、Googleで、「リスト ピアノ タランテラ」と入力して、CDとかの情報がないか検索してみる。
そうすると、CDではないけれど、「タランテラ」(変換すると、「足らん寺」が出てきて苦笑。坊主丸儲けというではないか。足らんとは何事か)の演奏時間約8分という記事を見つける。それから、タランテラでタランチュラではないそうだ。
次に、「ラ・カンパネラ」は約5分、「コンソレーション」は約4分ぐらいの曲であることがわかる。さらに、B面最後の「愛の夢」が3部作らしいことがわかり、何とかなった。よかった。
色々検索している途中で、自分で弾いている「コンソレーション」を公開されているサイトを見つけてダウンロードした。なかなかお上手でした。検索している途中で、コンソレーションが「慰め」という意味であることがわかる。そういえば、昔テニスの試合に出ていた頃、一回戦で負けるとコンソレーション(コンソレ)という試合があったね。裏街道とかいっていたけど、要するにお慰めの試合だったんだ。
ダウンロードしたファイルがMWA形式だったので、次にmp3に変換するソフト(もちろんフリーウェア)を探す(このあたりの行動は、本来の目的から完全に脱線してます)。
音楽関係のフリーウェアを探す時は、日本語のサイトはあてにならないので、"freeware convert MWA to mp3"とか入力して検索して見る。そうすると、色々出てきたが、こっちはフリーウェアのつもりなのに、有料ソフトのほうに導かれたりとか、何のサイトだがよくわからないサイトに行ったりとか苦戦したが、何とか"Jodix Free WMA to MP3 Converter"なるソフトをゲットし、変換に成功した。しかし、もともと1.5MBぐらいのMWAファイルが5MB ぐらいのmp3ファイルになったけど、それでいいのかね。
昨日はファイルを変換したり、色々脱線していたが、本日脇のテレビで流れている東京マラソンを見ながら作業が無事終了。
(第47話、2月18日雨の日に記す)
Dream Girls
2007年2月17日
3週間続けて夫婦で映画館に出かけることになった。ドリームガールズを見に出かけたのだが、切符売り場の後方にあるディスプレイにドリームガールズがない。確かに、インターネットで見たときには、今日の9時5分から上映されるはずなんだが。いよいよぼけてきたかと、9時20分からの「天国は待ってくれる」をいったんは購入する。しかし、おかしいと思い聞いてみると、表示が出ていないだけらしい。しっかりしてくれよ、全く。
さて、「幸せのちから(The pursuit of happyness)」、「守護神(The guardian)」に続いて、「ドリームガールズ」(Dream girls)を見たわけだけれど、映画だと思って見に出かけると、出足払いを食らいます。これは、ミュージカルなんだな。
エフィー役のジェニファー・ハドソンがいい声で歌っている。一番最後の列で見ても迫力十分である。こういう音楽が好きでなかったら、この映画はうるさいだけで、面白くないだろうな。当方、歌は嫌いでないので、楽しい2時間でした。
ところで、ドリームガールズのモデルは、シュープリームズらしい。いつ頃のグループだったろう。
来週は、孫のお守りが入っているので、映画館には出動できません。また、再来週といったところか。
(第46話、2月17日記)
暖冬PartⅡ
2007年2月16日
1月11日に板橋区内の病院(日大板橋病院)を退院して、15日から出社しているが、減量目的で昼休みの散歩を心がけている。今週は火曜、木曜、本日(金曜)と出かけた。歩く時間は30分程である。減量という意味では、もう少し歩きたいところであるが、昼食を摂ってから少し休んで、歯を磨いて、トイレに寄ってから出動すると30分がいいところである。
最近は歩くコースが固定化してきた。歩くのは主に荒川右岸の堤防である。このあたりの堤防は東西に向いていて、行きは東に歩き、Uターンして西に歩く。
右岸の堤防の川と反対側は南に向いているので、2月だというのに青々(緑々)としている。今日はタンポポがいくつか咲いているのを見つけた。
雨
2007年2月15日
昨日の昼休みは、会社のネットワークのルータを交換する作業があったので、散歩が出来なかった。
夜、公園の駐車場に車を停めて散歩しようかと思い、車に運動靴を積んで家を出た。仕事が終わって(終わらせて)さあ、帰ろうと思った時、雨が降り出した。
散歩どころではない冷たい雨であった。そういうことで、昨日はエクササイズなし。 帰ってからも何だか寒くて、温泉番組を見たけど、暖かくならず早々に就寝した。久しぶりに、柿の種とか食べたので、何百グラムか太った。
今日はいい天気なので、昼休みはせいぜい歩こう。といっても、30分ぐらいである。おそらく3kmぐらいは歩くのではないだろうか。
(第44話、2月15日記)
電信
2007年2月14日
通信の歴史に興味があり、ぼちぼちを調べ始めている。
電話の前に登場した通信の形態は電信であるから、インターネットで、"telegraph"と入力して検索しようとすると、"electrical telegraph"かという表示があった。それで、"electrical telegraph"と入力すると、Wikipediaがあった。
中身を読んでみると、1795年にFrancisco de Salvaという人が、electrostatic telegraphを提案したとある。おそらく、高電圧で放電させて、フィルムに穴でもあけるような代物だと思うが、当然実用的なものではなかったであろう。
その記述の後には、Volta、Soemmering、Oersted、Schweigger(この人の名前は知らなかったが、この人が発明したgalvanometerは知っていた)、Ampere、Barlow、strugeon、Henry等、有名な人、なんとなく名前を聞いたことがある人が続々と登場する。Gaussも出てくる(スペルは英語風に書きなおしている)。
先の方までざっと読んでみると、かの有名はMorseも出てくる。
個人的な疑問はどうして電信から始まったのか?音声を伝えようとする試みはなかったのだろうかということである。
Wikipediaの記事にはそういうことは書いてはいないが、A4で5ページの記事はそれなりになかなか面白いので、じっくり読んでみようと思っている。
(第43話、2月14日記)
異色と意外の科学者列伝
2007年2月13日
タイトルは、佐藤文隆著の「異色と意外の化学者列伝」(岩波書店)から来ている。1月23日のブログ「散歩」に登場する信山社で購入した。少し前に読み終えたが、感想を書かせていただく。
本の一番最初に取り上げられているのがコペルニクス、最後に取り上げられているのがオッペンハイマーである。
コペルニクスは、地動説を70歳の時に上梓したそうである。Wikipediaで調べると天文学者とあるが、実際には司祭と言った方が適切な経歴である。地動説を本にあらわしたが、ガリレオのように宗教裁判にかけられることもなく、亡くなったようである。数学的な一つの解であるとか、何とか色々カムフラージュがあったようなことも、Wikipediaに書かれている。また、当時の疑問は地球が動いているなら、空を飛んでいる鳥がどうして、どこかに飛んでいってしまわないのかということだったらしい。
最後のオッペンハイマーは文字通り、原爆の父であり、我が日本からは到底許し難き人物である。しかし、戦前の中性子星の理論や重力崩壊の理論は天文学上の大きな業績である。
ところが、原爆の威力に恐れをなしたか、水爆開発に懐疑的であったオッペンハイマーは「オッペンハイマー事件」に巻き込まれる。異色、意外というよりも、波乱の科学者だ。
ところで、小生は個人的に通信に興味を持っているが、この方面の話題としては海底ケーブルの絶縁不良対策にケルヴィンが貢献したということが書かれている。
また、現在の単位系に登場する多くの科学者が紹介されており、個人的には楽しく読めた一冊である。
(第42話、2月13日記)
素人PartⅡ
2007年2月12日
テープからダビングしたmp3ファイルで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の楽章の境がよくわからないと、1月2日のブログ「素人」に書いたが、一昨日同様の問題にまた直面した。
今度はベートーヴェンのピアノソナタである。ピアノソナタ18番と19番が録音されたファイルで、6楽章を区別するところまではうまくいった。
それで、3楽章ずつ18番と19番ということでファイルを作った。さて、もう一度聞いてみようと聞いてみたが、なんかおかしい。ひょっとして、3楽章+3楽章の構成とは違うのではないかと思った。
インターネットで調べてみると、やはり18番が4楽章、19番が2楽章であった。やれやれ。探しているうちに面白いサイトをみつけた。このサイトで、楽章の最初の10秒間ぐらいを聞ける(ただし、このサイトは今はないようだ。2010.10.17)。
(第41話、2月12日記)
黒目川
2007年2月11日
今日は天気もいいことだし、久しぶりに長い距離を歩いて見ようと思い、9時20分に家を出た。歩くコースは黒目側沿いに歩いて行って、西武線が見えたら少し戻って、東久留米駅から大泉学園駅に戻るというコース設定であった。
家を出て、20分ほど歩くと黒目川の右岸に到着する。
Googleで「黒目川」と入力すると、Wikipediaが出てきて、黒目川について、次のように書かれていた。
「黒目川とは、東京都、埼玉県を流れる荒川水系の一級河川。全長14.48km。都営小平霊園内の雑木林に囲まれた「さいかち窪(皀莢窪)」を水源とし、東久留米市、新座市、朝霞市、と流れて新河岸川へ合流、やがて荒川へ合流する。途中東久留米市大門町の都県境で落合川が合流する。
古くは久留米川、来目川、久留目川、来梅川という表記もあった。岸辺は、遊歩道が整備されている部分が多く、ウォーキング、サイクリング、散歩に適している。黒目川に合流する支流に、南沢湧水群のある落合川、楊柳川 (小平排水) 、中沢川、出水川などがある。中沢川との合流付近には湧水妙音沢、市場坂遺跡がある(以下省略)」。
以前自転車で水源を目指して走っていったが、清瀬市内に入ったところで道がなくなって、追跡を断念したことがある。
記事にあるように埼玉県内は、川の両側も広くて、のんびり歩いて行ける。東京都に入ると、やや狭くなる。2月なのに春のような日差しを浴びながら、歩いてゆく。水もまあ、きれいである。学生の頃、電車で毎日越えた神崎川の汚さを思い出す。
川沿いに1時間近く歩いて、東久留米駅の西側を踏み切りで越える道路に到達したが、横断するのが面倒だったので、その道路沿いに駅を目指していった。
なんとかウォーキングとかでよく東久留米駅は利用した。久しぶりに北口の階段を登る。10時45分発の電車で大泉学園駅に戻り、駅からまた30分歩いて帰宅した。
さぞかし、万歩計の数字が上がったと思ったが、約13,600歩であった。
ももの辺りに多少違和感があるが、まずまず歩けた。次回は、もう少し長く歩いてみよう。
(第40話、2月11日建国記念の日に記す)
==> 「建国記念の日」というと家人にからかわれるが、本人は「建国記念日」でいいと思っている。反対派に変におもねる名称をつける必要はないのだ(2010.10.17)。
守護神
2007年2月10日
守護神といっても9回に登板して、確実に抑える野球の投手のことではない。今日見た映画の題名である。先週は、朝9時に「幸せのちから」を見るために映画館に駆けつけて、1週間後は回転寿司で腹ごしらえをしてから、車を走らせた。開演は13時55分であった。
原題は、"The guardian"というらしい。言葉の意味をWebの英英辞典で調べると、"Someone who guards or protects something"ということらしい。
主人公のケビン・コスナーが亡くなって海底に沈んで、神となって、・・・と日本語の題名をつけた人は考えたのかもしれない。
映画の製作に当たって、本物のUS Coast Guardもずい分と協力したのではないかと、推察される。アメリカというと、学校なんかでもチャラチャラしているような感じを抱いていたが、相当スパルタです。
2時間を越える映画だけれど、飽きさせない。ただ、学校がずっと続いて、急に配属先の話になるところが出来過ぎか。
しかし、アルマゲドンのブルース・ウィリスとか、この映画のケビン・コスナーとか、主人公を自爆させすぎてませんか。
(第39話、2月10日記)
フォルダの内容
2007年2月9日
大昔のMS-DOSの頃の話であるが、フォルダ内のファイル名は、
c:>dir d:>prn
と打ちこめば、印刷することができた。これはドライブD:に存在するファイル名をプリンタに打ち出せというコマンドである。現在のWindows-XPではそういうことができるのだろうか。自分の知る限り、そういう機能はないように思う。
仕方がないので、自分で作ることにした。使ったソフトは、「プログラムの作成」というブログに書いたのと同様、Visual Basic 2005 Express Editionである。
始めに印刷するためには、どういうプログラムを組めばよいか検討したが、一筋縄ではいかないように思えた。仕方がないので、テキストファイルに書き出すことにした。印刷の方は、エディタに頼ることにする。プログラムを組む時、ファイルを作成するにしても、
IO.File.CreateText(ファイル名)
というように打つ必要がある。以前とは、全く違う感覚が求められる。ともかくいろいろ試みて、何とか形になった。
以下は、作成されたテキストファイルの内容である。正体が暴露されるおそれのあるファイル名は修正されているが。
ファイル一覧を出力するフォルダ名 ---- D:超整理法
----------------------------------------------------------------
D:超整理法
タイムスタンプ変更.lnk
光ファイバ.doc
研修センタ年間活動計画.doc
電話番号.txt
D:超整理法19年予算策定
共通原価予算様式.xls
07年度人件費資料通知用.xls
・・・・・・
こういうことをやっていると、ボケ防止になるのだろうか。
(第38話、2月9日記)